なぜ「ミニニノミヤ」なのか

二宮町子ども会育成会連絡協議会(二宮町子育連)では、17年前から毎年、「子ども会祭り」を、開催してきました。今年度は、本来の子ども会活動のあるべき姿として、「子どもの参画」を高めるため、子どもたち自らが発案し、運営するために、擬似的にまちのしくみをとりいれた、こどものまち「ミニニノミヤ」を実施することとしました。

◆ 企画の背景

子どもの主体性を引き出すために
子育連が主催する研修と3つの事業(野外研修、レクリエーション大会、子ども会祭り)について、子どもの主体性を引き出すためにどのように運営しているのかを検証してみたところ、ほとんど大人が準備をし、子どもに指示して活動している状態になっており、子ども会祭りもその傾向にありました。そのため、比較的自由度の高い子ども会祭りについては、運営方法を従来の大人主体から子ども主体の部分を増やすことで、 子どもの主体性を引き出すことを念頭に企画しました。

 

◆「こどものまち」モデルをとりいれた理由

1.子どもリーダーが活躍できる

運営側と参加側に子どもたちを分け、子どもリーダーは、運営側に入ることで主体性を持って活躍できる。

2.どの学年の子どもたちも楽しんで参加できる
上級生と下級生の能力や体力の差、嗜好の違いなどがありますが、対象に合わせて実施内容を調整することで、すべての年代にあった役割を持ち、また楽しみ方ができる行事であること。

3.町内の子ども同士の交流を促進できる

所属子ども会の枠をとりはらい、他地区の子どもたちの共同作業や共同で行うあそびを行うことで、子ども同士の交流の機会を作り出すことができる可能性を高める。

4.全国的な「こどものまち」のひろがりにより、豊富な参考モデルがある

子どものまちをテーマにしたイベントが、神奈川県内および、全国各地で開催されており、参考にできることや情報が豊富にあること。こどものまちのタイプは主に3つ。【1】職業体験 キッザニア型【2】子どもの自治で企画・運営されるミニミュンヘン型【3】子どもが主体性を持ちつつ、大人がしっかりサポートする ミニあやせ型。それぞれの良いところを、二宮町の子ども会にあった方法にアレンジして取り入れることができる。また、「こどものまち」同士の連携や、子ども会活動の広域での注目度の向上も見込める。

 

◆副次的効果

1.大人の基本姿勢を考える
大人だけで企画・準備し、子どもたちを楽しませる行事ではなく、子どもたちの参画意識を高め、主体性を引き出すという目的を明確にすることで、運営を担当する子ども会役員が、子ども会活動のありかたを一連の活動を通して考え、次の世代に引き継ぐことができる。

2.子ども会育成会のあり方を考える

子ども会育成会の役員だけで子育連の事業を支えるのではなく、地区の方が参加しやすい行事を行い、地域全体で子ども会活動をささえる育成会活動を目指す。

3.広報効果

町内の多くの方に、この事業を通じて、子ども会のあり方を広く知っていただき、子ども会の存在意義を再認識していただけるようにする。そして、多くの方に子ども会活動について賛同いただき、加入者の増加、役員のなり手不足の解消、その他様々な角度から協力していただくことを目指す。


今年度は、トライアルです。子育連の行事の再構築、関係団体との調整、子どもリーダーのありかたをトータルで考え、次年度の事業計画に反映させる予定です。